2020.6.23

コロナの影響で私のバイト先は一時期休業してた

 

休業が決定する数日前程、私は飲食店が休業しない理由はなんなのか気になったので、店長になんで?と質問したことがあった

 

その返答の中の一つに

・休業すると従業員が離れてくから

とあった

それでも正直疑問だった

 

なんで離れるの?

 

ただ実際に休業が決定して、営業が再開した頃には元々少なかったアルバイトも3人ほど音信不通になった

 

ほんとに離れていくんだ…正直バカだとさえ思った

 

まぁそんなことはどうでもいいが

 

「今日の本題はそこじゃない」

 

営業再開して間もなかったので、いつも3人でしてるホールは1人で回せてた

 

だが、緊急事態宣言が解除されてからは運営状況は豹変した

 

飲み会、この会社の社長、キャバクラ帰りのおっさん、考えられないほどの人数が押し寄せた

 

まだギリギリ回せるがこれからどうなるか分からない

 

そこでバイトルでアルバイト募集を始めた

 

すぐに応募が殺到

 

「さぁ、ここからが本題である」

 

今日、その中の一人の応募者が面接に来た

開店前の少し暗い店内、扉が開く

 

誰もが光明をそこに見いだした…

 

なんと美しい……。

衝撃のあまりすぐさま私はキッチンに身を隠し

開店準備に取り掛かる

 

社員がキッチンに乗り込んでくる

「やばい!やばい!かわいくね?!」

 

30のいい歳したおじさんがニヤけ顔を隠しきれてない

そんなあなたもかわいいよ

と思いつつ 私も言われた言葉に共感している

 

確かに可愛い

店長の仰天顔も一瞬だが視界に入った

 

(いい意味で)気が散る中やっとの思いで準備を終え、ジンジャーエールを口に含む

 

奥の部屋から面接を終えた応募者と店長が出てきた

 

「りひとー」

 

店長が手招きをする

 

え…?おれ…?

 

戸惑いつつ何故か忍び足で近づく

 

まぁ

戸惑っていたのだろう。

 

「この子、りひとと同じ大学の4年生らしいよ」

 

え……??

 

これは運命でありおれの青春の延命

 

“ここ”から私の人生に拍車がかかる

 

 

                                to be continued...

 

(勝手に続けてるけど面接今日6/23だしどうなるか知らねー。春よこい。一生のお願い。)